おめでたい令和改元を奉祝して灘の酒で有名な神戸東灘で、5月の夏まつりのだんじりが、地ならしをするため地車が曳きまわされました。動きある圧巻の動画をぜひみてください。阪神淡路大震災にこの地域は甚大な被害を被りました、その荒れた地に幸せが訪れるようにとはじまったのがこの地車曳きの奉納祭り。
羽生結弦選手が東日本大震災の直後の神戸でのフィギアスケートショーの際、お参りされたことで脚光を浴びた「ゆづるは神社」には8基のだんじりが毎年子どもの日の前日4日に集結します。
中御影のだんじりは前輪を上げながら、廻って練ります。この前輪部分を上げるのを保つだけでも大変ですが、それで運行してゆく姿は圧巻です。祭りを盛り上げるだんじりの後ろを支える縁の下の力持ちには中学生の男の子が、そして華やかに盛り上げるチアガールの中には中学生の女の子が。こうした若者がいるから祭りは続くのですね。